作曲家・小林亜星さん死去…アニソンやCMなど生涯制作8000曲、俳優としても活躍

作曲家の小林亜星さんが死去しました。「ガッチャマン」などのアニソンから「この木なんの木」などのCMソングや「北の宿から」などの演歌まで、生涯作曲数は8000曲。また俳優・タレントとしても活躍しました。

公開日:2021.6.15

 作曲家のキダ・タローさん「同じ商売をするライバルで、いつか抜いたろうと思っていた。けど抜かれへん。日立のCM「日立の樹(この木なんの木)」はちょっとまねできません。詩の言葉の一つ一つに全部、これ以外ないというメロディーを入れている。そういう瞬間をたくさん秘めた曲はあまりない。感動しましたし、あの一曲で尊敬もしました。(死去に)心のどこかにぽこっと穴があいたような感じがします。こたえますね」

小林亜星さん死去 浅田美代子「旦那さん、どうか安らかに」芸能界から悲しみの声
水木一郎

 水木一郎(「超電磁ロボ コン・バトラーV」「プロゴルファー猿」「ゴワッパー5ゴーダム」主題歌などを歌唱)「亜星先生の突然の訃報にショックを隠せません。『ゴーダム』のうなり節など、亜星先生ご自身でお手本を見せてくださったのが昨日のことのように思い出されます。少し前にお会いした時には、『コン・バトラーVは海外でも人気だね。いつも歌ってくれてありがとう』と仰っていただき、嬉しかったです。これからも、先生の楽曲を大切に歌っていきます」

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加藤登紀子

 加藤登紀子「亜星さん作曲の『赤い風船』で新人賞をいただかなかったら、今の私はなかったと思います。大関のCMソング『酒は大関』を歌わせていただき、今も続いている『ほろ酔いコンサート』ではいつも大合唱になります。ポップな歌から演歌まで本当に楽しい歌をたくさん残してくださりありがとうございました。突然の訃報、本当に寂しいです。心からの拍手でお送りしたいです」

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残してくれた名曲たちは、ずっと人々の心の中に。

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