塩谷の二股騒動で注目された市川月乃助

二股騒動渦中の塩谷瞬(右)を諭す市川月乃助=2012年5月8日撮影
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 元宝塚歌劇団宙トップスターで女優の貴城けい(38)が27日、歌舞伎俳優の市川月乃助(44)と入籍した。30日、所属事務所を通じて発表した。

 市川月乃助は、1988年3月に国立劇場第九期歌舞伎俳優研修を終了。同4月に「忠臣蔵」(歌舞伎座)三段目の本蔵家来ほかで本名で初舞台を踏み、10月市川段四郎に入門し、市川段治郎を名のった。94年に市川猿之助(現・猿翁)の部屋子となる。

 2008年にはスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」で市川右近と共にタケル、タケヒコをダブルキャストで主演。11年には市川段治郎から市川月乃助に改名した。

 長身を生かした二枚目ぶりで注目の若手有望株。

 二股騒動の渦中にあった俳優・塩谷瞬が昨年5月に出演した舞台「土御門大路」に主演していたのが月乃助で、会見では「(塩谷にむかって)『女には気をつけられよ』というセリフがあって、思わず噴き出してしまった」と暴露して会見場を和ませたり、実際に舞台では「まことに気をつけられよ?」とアドリブでセリフをつけくわえて爆笑を誘った人物でもある。

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