山本浩之アナ「3人の子供を大きくしてくれた」…夫人に感謝の言葉
ハゲキャラでおなじみの“ヤマヒロ”こと山本浩之アナウンサー(56)は、いつも元気いっぱいに見える。頭部がツヤツヤだからエネルギッシュに見えるのだろうか。ハゲ=絶倫という俗説がよぎる。山本アナが関西テレビを辞めてフリーとなった理由を聞くと、「ラジオで勝負したかった」。カンテレにはラジオ部門がなかったために決断した。ラジオへの情熱と家族への愛情。山本アナの元気の源だった。
-私生活について。奥さまとのなれそめは。
僕が大学2年、むこうが東京の大学の1年でした。僕は京都の大学に通っていて、男ばかり7人で信州に旅行に行ったんです。途中で「軽井沢に行ってみたないか」と予定が変わって。その軽井沢で出会ったんです。東京から来ていた女子大生4人がいて、だれが声かけるかじゃんけんで決めて。僕は勝って負けた2人が声をかけて喫茶店に行きました。その1人が嫁さんです。
-つまり、ナンパ。
ナンパです。僕らの民宿で11人でわいわい楽しく過ごしました。7年間、遠距離恋愛して結婚しました。
-夫婦危機などは。
夫婦危機!?けんかはしょっちゅうです。それこそひとつの言葉のチョイスでけんかになります。でも離婚やとまではなりません。ちょっと激しい言い合いをして、1週間くらい黙ってるとかはありますけど。
-どちらから話しかける。
絶対こっちです。やっぱり向こうのほうが根性あるんでしょう(笑)。
-長男の健太さんが日本テレビでアナウンサー。
今年の箱根駅伝で、あいつは平塚かどこかの中継地点で実況やってたんです。メインのアナウンサーから「それでは平塚中継所の」ってふられた時に嫁が緊張して見てるんですよ。はああああって固まって。中継が終わって僕が「おまえ、おれが選挙特番を3時間も4時間もやってる時にそんなんやって見たか?」言うて(笑)。嫁は「こっちは血ぃ通てんねん」て。ははははは。ああ、おれ、他人やなって。はははははは。次男は全国紙の記者で、三男は東京の大学に通っています。
-家族仲が良さそう。
子ども3人とも家を出ましたが、一緒にいる時は遅い時間までリビングにいてなかなか自室に行かなかったです。例えばバレーボールの試合をテレビ観戦してて点が入ったら選手はコートを走るじゃないですか。それをリビングで男4人でやってましたわ。
-奥さまに感謝の言葉があれば。
え?
-ふだん言えない言葉がありましたら。
そうですね。子供3人育ててくれたのは本当に家内です。僕は忙しい時は1年のうち43都道府県ロケに行って、毎週3泊4日とか。子供たちが小さいころっていうのはほぼ家にいなかった。そのぶん家内が全部してくれて、子供を大きくしてくれたというのが一番の感謝。こっちは家のことを考えずに仕事できたんで、それが一番ありがたいことです。