【上田まりえ 26】薄着になると直面する“肩幅問題”

 明日で3月も終わり。暖かい日も徐々に増え、東京では桜が間もなく見頃を迎えます。洋服屋さんでは季節を通り越して夏物が店頭に並び始め、街でも春物の服をファッションに取り入れている人が多く見られるようになってきました。

 暖かくなる、薄着になる…そうすると直面するのが“肩幅問題”。私、肩幅が結構広いんですよ。しかも、地面と見事なまでに平行な“いかり肩”。よく「何かスポーツをやっていたの?水泳?」と聞かれるのですが、心当たりがあるのは高校時代に約2年間、剣道をしていたことくらい。つまりは、生まれつき骨格がしっかりしているだけなんです。

 肩幅が広いことでコンプレックスに感じることはたくさんあります。ちょっと太っただけで、かなりガタイがよく見えてしまうことは、一生の悩みかもしれません。特に画面を通すと倍増するようで、初めてお会いする方からは「もっと大きいのかと思っていました!」とか、「意外と小さいんですね!」と言われます。

 先日、ファンの方からかわいらしいルームウエアをいただいたのですが、気遣ってくださってサイズはL。すみません、実はこれでもSかMサイズなんです…。

 似合う洋服も限られます。いま流行(はや)りの肩をガバッと見せるオフショルダーの服を着る勇気はないし、女の子らしいかわいい服が驚くほど似合わない!一番似合うのはジャージーやトレーニングウエア。生まれ変わったら、パステルカラーでフリフリの洋服が似合う女の子になりたいなぁ。

 子供の頃、「いつか大人になったら、肩の骨を削るんだ!」と真剣に思っていました。さすがにその考えはなくなりましたが、あの手この手を使って1mmでも小さく見せようと足搔(あが)く日々です。

 そういえば、新人アナウンサー時代、ある番組のプロデューサーから「お前の肩幅、ハンガーみたいだな!」と言われたことがあります。とっさに「はい!どんな洋服でも型崩れしません!」と口から出たのですが、確かにその通り。どんなハンガーよりも、洋服を奇麗につるす自信があります!…って、これ、何のアピール!?「洋服に優しい女、上田まりえです!」って、プロフィルに書き加えておこうかなぁ…。

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