【大場久美子 24】動物に私は人間と思われていないかも

 東日本大震災以来アニマルレスキューのボランティアを通して、被災犬の一時お預かりの活動に参加させていただいてから、動物、特にわんことのかかわりが濃くなりました。動物好きが益(ま)して子どもたち(わんこ)が家にいないと心配で落ち着きません。

 地方ロケが続くと子どもたちの香りが恋しく、ランチなどで入るファミレスで、思わずぬいぐるみを買ってしまうありさまです(笑)

 わが家の子どもたちをみていると、それぞれに性格や個性があってとっても楽しい。いつも腹ヘリコプターの子。しっかりものの子。おじいちゃんになって甘々の子。いたずらっ子。共通している事は、どの子も個性がすてき。

 わが家には保護犬が3匹、私が取り上げた子が1匹。今は4匹です。

 私の動物好きは何から、いつから始まったのだろう。思い出をさかのぼると、小学校の門を出た所に昆虫屋があった。学校帰りに必ずお店の前に行って、ヤドカリや昆虫と話すのが好きだった。もちろん返事はしてくれませんけれどね(笑)「どんな食べ物が好きなの?」とか「お家に帰りたいよね?」とか、よく話しかけていたような気がします。そのうちに九官鳥を飼ってみたり、お猿さんが家に来たり、わんこも何匹か飼っていたかな。

 授業の一環で、学校の裏の畑でジャガイモを作るのに土を掘り返していたら、石をどかした時にアリの巣に遭遇。「お友達~」と手を出した時にアリが手に乗ってきて噛(か)まれました。大きいアリだったので、かなり痛かった事を覚えています。私の思い込みで、痛いほど噛まれたから「私はアリに嫌われたんだ」とその時思いました。

 アリとお友達になりたい、アリと気持ちを分かり合いたいという気持ちから、たまたま学研の付録に付いていたアリの巣観察グッズを組み立て、毎日毎日アリの巣を眺めていた事を思い出します。

 動物の言葉やテレパシーは分からないけれど、サファリパークにロケに行った時、キリンに一生懸命話しかけたら車の中に大きな頭を突っ込んできて、手からクッキーを食べてくれました。飼育員さんいわく、珍しく、めったにない事のようです。

 私、子供と動物だけには好かれる(笑)

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