【上田まりえ 21】会社を辞めて感じた健康の大切さ

 先日、久しぶりにどうしようもないくらいの体調不良に陥りました。なんと、週5日ジムに通っている私が、丸々1週間トレーニングを休んだほど!ここ数ヵ月の疲れを身体中から一気に取り除こうとしているんじゃないかってくらいの高熱が出てしまったのです。

 ちょっと立って歩こうものなら、文字通りフラフラな状態。暖房がガンガン効いた部屋でブルブルと身体を震わせ、走ったわけでもないのにハァハァと上がる息。イレギュラーの仕事もいくつか入っていたので、「もし休まなきゃいけなくなったらどうしよう…」という不安が頭をよぎり、心臓バクバク。

 幸いなことにインフルエンザではなかったので、仕事はいつも通りにこなしましたが、周りにいる方や視聴者のみなさまにバレないように必死でした!不思議なもので、仕事の瞬間はスイッチが入って、いつもの自分になれるんです。ただ、その日のオンエアのことはあまり覚えていません…。子どもの頃はちょっと風邪を引こうものなら、少々しんどくても「休めて、ちょっとラッキー♪」なぁんて思っていたのに。今は、恐怖との戦いです。

 思い返せば、昨年の2月1日もこのような高熱にうなされ、ベッドの上でタレント生活のスタートを切りました。仕事のない日だったので、役所へ行ってもろもろの手続きを済ませる予定だったのですが、見事にパー。保険証も最終出社日に返却していて、手元にない状態。「このまま熱が下がらず、何か大きな病気だったらどうしよう…」と、いつも以上に心細い気持ちになったっけ。翌日にタレントとしての初仕事も控えていたので、ただただ祈るようにじっと横になっていました。

 このときの高熱の原因は、退社の準備と未知の生活への不安。会社員でなくなったことを実感したのと同時に、会社に守ってもらっていたのだなぁ…と、今までの当たり前に感謝した瞬間でもありました。

 個人事業主として仕事をさせていただいている今、健康の大切さとありがたみを痛いくらいに感じています。おかげさまで無事に体調も戻り、仕事に穴を開けるという最悪の事態も回避しました!

 1週間ぶりにトレーニングを再開した今は、筋肉痛との戦いです…。でも、この痛みがうれしいんだなぁ。筋肉痛に喜びを覚えている自分、結構好きです!

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