6年前に亡くなった超大物歌手の遺産管理団体 NFTアートのプロジェクトをスタート

 英国出身のミュージシャン、デヴィッド・ボウイの遺産管理団体が、チャリティ団体支援のためNFTアートのプロジェクトを立ち上げた。「ボウイ・オン・ザ・ブロックチェーン」プロジェクトでは、デジタルアーティスト9名がボウイに関するNFTアートを制作、13日に発売され、作品からの収益はボウイの未亡人イマン(67)がサポートする人道活動を国際的に展開するチャリティ団体CAREに全額寄付される予定だ。

 2016年に肝臓がんにより妻と子供2人を残し69歳で死去したボウイ、遺産管理団体は6日にこう声明を発表している。「ライブパフォーマンスやポピュラー音楽におけるジェンダー的役割の再定義から、デジタル配信、オンラインコミュニティの作成、新人やまだ無名のアーティストやテクノロジーの擁護まで、デヴィッド・ボウイの影響力はこれからも新たなフロンティアに刺激を与え続けることでしょう」

 一方、今回のプロジェクトにアーティストとして参加したロシアのパンクロック集団、プッシー・ライオットのシンガーの1人、ナディア・トロコニコヴァ(32)はこう話している。「私にとってデヴィッド・ボウイはアーティストの理想像。カリスマ的で情熱にあふれ、創造的、人を強力に惹きつける。利益よりも常にアート、好奇心、破壊を優先させたマジシャンでありミューズだった。私は畏怖の念をこれからも持ち続けるだろう。デヴィッド・ボウイは私の父だ」

 ボウイ関連の作品がNFTとして売買されるのは今回が初めてではなく、以前には写真や未公開のオーディオ作品などがリリースされている。

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