なんとスーパーマンがバイセクシャルをカミングアウト
米コミックのヒーローであるスーパーマンがバイセクシャルであることが明らかになった。DCコミックの新世代スーパーヒーローであるクラーク・ケントとロイス・レインの息子ジョン・ケントは、自身が男性と女性の両方に魅かれることを、11月9日発売のコミック本『スーパーマン:サン・オブ・カル-エル』で明かしている。
作者のトム・テイラーは、今回の展開について、こう話している。「誰もがヒーローを必要としており、誰もが彼らのヒーローの中に自分を見る権利があると常に私は言ってきました。このアイデアを共有してくれるDCとワーナー・ブラザースにとても感謝しています」「スーパーマンのシンボルは、常に希望、真実、そして正義を示してきました。今日、そのシンボルはそれ以上を表しているのです。今日、より多くの人がコミック界で最もパワフルなスーパーヒーローの中に自分を見ることができるようになりました」
地球を救うスーパーマンの役割を父親から引き継いだジョン、父親と同じく記者のジェイ・ナカムラと恋に落ちる。最新刊では、学生時代から友人だった2人の間にロマンスが芽生えるという。
一方でコミック界で最近カミングアウトしたのはスーパーマンだけではなく、DCコミックの『バットマン:アーバン・レジェンズ』でロビンことティム・ドレイクがバイセクシャル、またマーベルの『キャプテン・アメリカ』新作でも主人公がゲイとカミングアウトしている。