人気俳優 名作に隠されたお騒がせセクハラプロデューサーへの批判明かす

 イライジャ・ウッド(40)が、「ロード・オブ・ザ・リング」にハーヴェイ・ワインスタイン批判が密かに含まれていたことを明かした。同人気シリーズでフロド・バギンズ役を演じたイライジャによると、ピーター・ジャクソン監督がほかの映画会社を探そうとしたものの、ワインスタインに邪魔をされたことから、その「仕返し」としてオークの1人をわざと同プロデューサーに似せたという。

 ジャクソン監督は、1990年代にJ・R・R・トールキンの「指輪物語」の権利を獲得したミラマックスが、自身の望むかたちで製作する意向がないことを知り、社長のワインスタインにほかの映画会社を探す許可を求めたものの、不可能と思える条件を出されたそうだ。

 イライジャは、ポッドキャスト番組「アームチェア・エキスパート」に出演、共同ホストのダックス・シェパードが、同シリーズの製作が危ぶまれた話が、作品と同じぐらい好きだとした上で「ミラマックスは、2つの条件を出したんだよね。今週末に決めること。あと誰が作ることになろうと3作同時に作ることってね」と話したところ、「ほんの少しの時間しかなかった。彼らは奔走したよ。ピーターがピッチ用に素晴らしいビデオを作って、あちこちにもっていったんだ」と答えた。

 最終的に、ニュー・ライン・シネマが、「途方もないリスクを覚悟で」1作目の反応を見ないまま、3作を同時に作ることに同意したという。

 現在性犯罪で服役中のワインスタインに関するエピソードは、同シリーズに出演したドミニク・モナハンとビリー・ボイドのポッドキャスト番組「ザ・フレンドシップ・オニオン」でサム役のショーン・アスティンが出演した際に話題に挙がったそうで、「彼もあれらのマスクを見たんだ。僕ははっきり覚えているんだけど、オークのマスクの1つが、ハーヴェイ・ワインスタインにそっくりに作られていた。 『仕返し』だね」「それについて今は話していいと思うよ。彼は投獄されているから、大丈夫だ」とイライジャは明かしていた。�

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