ヘンリー王子夫妻、 脚本入り番組制作のトップに敏腕Pを任命

 ヘンリー王子夫妻が、ネットフリックスから配信される脚本入り番組の制作にテレビプロデューサーのニシカ・カンブルを任命した。夫妻の制作会社アーチウェル・プロダクションズにカンブルを迎え3人で多様性に満ちた人々を元気づける番組作りを目指すという。

 カンブルは以前、ラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが運営するル・トレイン・トレイン・プロダクションズの開発及び制作のヴァイス・プイレジデントを務め、他にもノア・ホーリーの26キーズ・プロダクションズでは、「ファーゴ」や「レギオン」といったFXの人気番組を手掛けてきた。

 今回のカンブルの役職はスクリプテッド(脚本入り)TVのシニア・ヴァイス・プレジデントとなっており、アーチウェル・プロダクションズのコンテンツ責任者、ベン・ブラウニングと共に番組を制作する予定だ。ちなみにブラウニングは過去には「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」や「プロミシング・ヤング・ウーマン」の製作に携わったプロデューサーでアカデミー賞に5度ノミネートされた実力者だ。

 ヘンリー王子夫妻は昨年9月にネットフリックスと契約を交わし、今年7月メーガン妃から本格的な始動が発表されていた。「パール」という仮題がついた新作アニメがそれで、メーガン妃はエルトン・ジョンの夫デヴィッド・ファーニッシュらと製作総指揮を担当、12歳の少女パールが自らの力を学びながらアドベンチャーを繰り広げ、歴史上の大きな影響力を持った女性からインスピレーションを得ていく内容となるという。

 一方、ヘンリー王子は、負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」に関するドキュシリーズ「

ハート・オブ・インヴィクタス」をネットフリックスと制作、次回は2022年にオランダのデン・ハーグで予定されている同大会の開催までの道のりや出場予定の選手達について語る内容になるそうだ。

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