65歳名女優がひき逃げ事故で非業の死 頭部に重傷、犯人いまだ捕まらず

 リサ・べインズが、今月始めのひき逃げ事件が原因で死去した。65歳だった。「ゴーン・ガール」などで知られるリサは今月4日、ニューヨークで電動スクーターにはねられ重体となっていたが、14日夜に他界したことを代理人が発表した。

 「エンターテイメント・トゥナイト」を通して発表された声明には、こう綴られている。「リサの悲劇的で無意味な死に心痛の思いです」「彼女は、素晴らしい魂、思いやりの心、そして寛大さを持ち合わせた女性で、舞台やカメラの前での仕事、そしてそれ以上に、彼女の妻、家族、友人に献身的でした」「彼女が私達の人生に存在したことは恩恵でした」

 一方でニューヨーク市警がメトロ紙に話したところによると、事故現場から逃走したスクーターに乗っていた容疑者は未だ逮捕されていないそうだ。

 ロサンゼルス在住のリサは、新型コロナのパンデミックが始まって以来初めてニューヨークを訪れていたそうで、道を渡ろうとしたところ赤信号を無視して走行を続けた電動スクーターにはねられたという。

 事故後、救急車が現場に駆け付け、リサが頭部に重傷を負ったことが判明、妻キャスリン・クランホールドさんがリサが「重体」であることを明らかにしていた。

 ブロードウェイの舞台でも活躍していたリサは、映画では「カクテル」でトム・クルーズと共演、また「ヤングガン」に出演したほか、テレビではドラマ「ナッシュビル カントリーミュージックの聖地」や「宇宙探査艦オーヴィル」に出演していた。�

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