ジェームズ・ガン（５４）が、『グーニーズ』を一度も観たことが事がないと明かして、人々にショックを与えた。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズや『スーパー！』などでで知られるガン監督は、家族向け映画の古典とも言われる同１９８５年作を観たふりをして周りの人を怒らせないようにしていたそうだ。

　コメディアンのマイク・バービグリアが、自身のフォロワーに「日常会話の中で、本当は観たこともなく、観るつもりもないのに、観たと聞かれたら、必ず観たと頷く映画は何？僕から始める『コールドマウンテン』」と質問したところ、ガンは、なんと『グーニーズ』と答えたのだそうだ。そしてツイッターがその返答に対し炎上したことを受けてガンは自身のフォロワー達に次のように質問した。「みんな、僕の『グーニーズ』という答えにショックを受けたみたいだね。知り合いが怒るのが面倒だから、観たふりをした事のある映画は何？今度は僕が君達が観たことのない映画に怒る番だよ」

　寄せられた返答をもとに「最も多く挙がった、観ていないなんて非常にけしからん映画」リストを発表。それには『ゴッドファーザー』『ダイ・ハード』　『ジョーズ』『２００１年宇宙の旅』『マトリックス』『バック・トュ・ザ・フューチャー』『市民ケーン』『パルプ・フィクション』『オズの魔法使い』『ロッキー』が入っていた。「これは僕が観ていない映画のリストではないよ。僕は全部何度も観たよ。みんながこれらを見ていないなんて、けしからんと思うよ」とガンは綴る。

　一方で故アルフレッド・ヒッチコックの「大変なファン」であると公言しているガンだが、１９７０年製作の『サイコ』は楽しめなかったという。「僕はヒッチコックの大変なファンで、彼の殆どの映画を見ているし、結構な数が、いつだって僕の好きな映画の中に入っているよ。『北北西に進路をとれ』『めまい』『裏窓』『鳥』などね。『サイコ』は認めるけど、そこにたどり着くまでにこの映画をモチーフとした映画を沢山を観ていたので、楽しめなかったんだ」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）