デミ・ロヴァート、反トランプ大統領のメッセージ色強過ぎ検閲受けていた

 歌手のデミ・ロヴァート(28)がビルボード・ミュージック・アワード2020で検閲にあったと報じられている。デミは同式典で『コマンダー・イン・チーフ』というドナルド・トランプ大統領にむけた力強い新曲のバラードを披露したが、14日にNBCで放送されたものは編集されたバージョンだったという。

 TMZによれば、収録された際にはパフォーマンスはデミの希望通り「VOTE(投票しよう)」の文字がセットの後方に表示されるなどしていたが、曲自体がトランプ大統領へ大変批判的であったため、放送局側は反トランプ票を呼び掛けるそのメッセージをカットしたと報じている。

 デミは、来る11月3日の大統領選に先駆け、トランプ大統領の人種問題やコロナ禍のでの対応を批判する手紙を書く代わりに、曲を書くことを決意したそうで、次のように語った。

 「何度も大統領に手紙を書きたいと思った事があったの。もしくは、一緒に座って質問がしたかったわ」

 「でも、やっぱり、やりたくないなと思いなおして、私に出来る一つの方法は、全世界が耳を傾けてくれるように曲を書いてそれを発表することだと気づいた。そしたら彼は、私だけでなく、みんなへも、質問に答えなければならなくなるでしょ」

 また、デミは政治的な発言をするか否かに関わらず、常に批判はつきまとうものだが、世界の不公正を訴えるために自身の情報発信の場を使う事を誓うと、強く主張した。

 「(政治的発言を)してもしなくても批判されるの。テイラー・スウィフトがその良い例よ。何年も彼女は政治的発言をせず、権利についても主張してこなかったから、こき下ろされてきた。でも今のように率先して政治的な発言をするようになったら、今度はそれを不満に思う人達がいる。本来の自分らしく生きなければだめ。私にとってそれは、持っているプラットフォームを活用して間違っている事を主張する事よ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス