アベンジャーズ俳優 割り切り出演作品ぶっちゃけ70、80年代の名画引き合いに
ジョシュ・ブローリン(52)にとって、『アベンジャーズ』に比べると、『デッドプール2』への出演は仕事と割り切ってしたようなものだったそうだ。同『デッドプール』続編のケーブル役よりも、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの悪役サノス役の方がより演じる事が楽しかったという。
ポッドキャスト番組『チーム・ディーキンズ』に出演したジョシュは「『デッドプール』は大変だった。面白かったけど、難しかったよ。どちらかというと仕事と割り切ってしたようなものだ。それに『このように作る必要がある』っていうのがあってね。アベンジャーズではそういう事は感じなかった」と話す。
一方でサノス役の時は自由に演じられることを楽しんだとして「『地獄の黙示録』のマーロン・ブランドを引き合いにだした。とてもわかりにくくて、狂っている役なんだけど、言っている事は理にかなっているし詩的なんだ。類似性が見えてきて、好きになった。『アベンジャーズ』みたいなのをやった時、『地獄の黙示録』の様な映画がとても頼りになったんだ。見れば見るほど、真っ当な奴だってわかるんだけど、サノスはただの紫色の大きい奴じゃない。中身も細胞も感情もある。それが解ったら、楽しくなったんだ。70年代ニューヨークのブラックボックスシアターに行く様な感じで、完全に想像力に頼るしかないんだ」と続けた。
またジョシュが出演した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督アンソニー・ルッソやジョー・ルッソは、よくセットで彼にインスピレーションを与える為に70年代や80年代の映画について言及したそうだ。「彼らは常に『スカーフェイス』とか『狼たちの午後』を引き合いに出していた。意図的かそうでないのかわからないけど、彼らは、インスパイアするために何を投げかければよいのか分かっていたんだよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)