エド・シーラン、英チャート10年間のトップアーティストに

 エド・シーラン(28)がここ10年間のイギリスチャートで最もトップを飾ったアーティストに選ばれた。10年前にはほぼ無名だったエドだが、この度オフィシャル・チャート・カンパニーから最もナンバーワンを獲得したアーティストに選出、アルバムとシングルで計12回、のべ79週に渡りチャート首位に君臨したという。

 エドに続いては、首位22回のポール・マッカートニー、トップ3を独占したこともあるジャスティン・ビーバーが並び、3人はオフィシャル・チャート・レコード・ブレイカー賞初受賞者となる。

 今回の受賞に現在休暇中のエドは、「この10年間、僕をサポートしてくれた皆、ありがとう。特に素晴らしいファンの皆にはね。これからまた次の10年だよ!」と話している。

 オフィシャル・チャート・カンパニーのチーフ・エグゼクティブ、マーティン・タルボット氏は「エドはこの10年独占状態でした。この新しい賞の受賞者に相応しいです。10年前には彼はまだあまり知られていない(高い評価はありましたが)サフォーク出身の若者でした。しかしそれから彼が達成した記録の数々は本当に特筆すべきものです。今や彼は世界的ミュージシャンのトップとして揺るぎない位置を確立しました」と話した。

 また同チャート10年間のヒット曲ベスト5のトップはエドのアルバム「÷(ディバイド)」収録曲「シェイプ・オブ・ユー」で、リリースされた2017年には14週に渡りナンバーワンを獲得、450万枚以上の爆発的売り上げを見せていた。

 ちなみに2位はマーク・ロンソンとブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」、ベスト5には他にも「シンキング・アウト・ラウド」、クリスマス定番曲「パーフェクト」とエドの2曲が食い込んでいる。

 現在まで38週に渡りナンバーワンを飾ったエドだが、シングルのみで5380万枚を売り上げ、ストリーミングの再生回数はイギリスだけで46億回という途轍もない数字を叩き出している。

 また、同チャート10年のトップアルバムはアデルの「21」、「25」がそれぞれベスト2を占め、エドの「X」「÷(ディバイド)」がそれに続くかたちとなった。

 ちなみに、デビューアルバムとして10年間の最大のヒットはサム・スミスの2014年のアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」、グループ及びバンドによるアルバムとしてはテイク・ザットの2010年のアルバム「プログレス」がトップに輝いた。一方ボン・ジョヴィの2010年の「グレイテスト・ヒッツ:アルティメット・コレクション」は10年間最大のベストアルバムの栄冠を手にしている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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