キッスがサメのために船上ライブを開催、一匹も現れず

 キッスがホホジロサメのために開催したライブに肝心のサメが一匹も来なかったという。オーストラリアのポートリンカーンにてサメのためのスペシャルなショーを開催した同バンドだったが、 同種のお眼鏡には適わなかったようだ。

 同イベントの主催者でホホジロサメ専門家のマット・ウォラー氏は地元メディアABCエアー・ペニンシュラにこう話している。「タイトな演奏でした。メンバーらは没頭していました。爆音でした。照明もスモークマシンもありました」「キッスのコンサートに必要なものは全て揃っていたのです」

 18日(月)その模様を中継していた同バンドだが、海中にスピーカーを設置するなどサメ専用ライブの装いだったものの、徒労に終わったようだ。ロックンロールの低音がサメの心に響くことを期待したというメンバーだったが、今回ジーン・シモンズ(70)、エリック・シンガー(61)、トミー・セイヤー(59)が参加したものの、ポール・スタンレー(67)はインフルエンザで欠席を余儀なくされていた。

 ちなみに今回のショーについてポールは以前「俺たちをどれだけサメが理解できるのか不明だ。奴らが『ロックンロール・オールナイト』を知っているといいが」と答えていた。

 一方で人間相手として同バンドは、先週ロサンゼルスからオーストラリアへと飛び、16日(土)にラストツアー「エンド・オブ・ザ・ロード」の一環でパースのRACアリーナにてライブを開催する予定だったが、体調不良のポールがドクターストップを貰ったことで来月3日に延期、同日に予定されていたニュージーランドはオークランド公演の日程変更が発表されている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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