ハーヴェイ・ワインスタイン、48億円で一時和解

 ハーヴェイ・ワインスタインが、性的暴行被害を訴えていた原告らと4400万ドル(約48億円)を支払うことで暫定的な合意に達したという。50人以上の女性から性的不品行の被害を訴えられていたワインスタインは、原告団やワインスタインから従業員を守れなかったとして訴えられていたワインスタイン・カンパニーの元役員らと和解したそうだ。

 ワインスタイン・カンパニーの共同設立者ボブ・ワインスタインを担当するアダム・ハリス弁護士は、破産裁判所の判事にこう語っている。「現在、原告や(ニューヨークの)検事局、被告、保険業者など主要な関係者の間で金銭的な和解で合意しました。もし承認されれば、被害者や債権者などに相当な和解金が支払われ、これにより不明瞭な訴訟のために何年も無駄に金銭や時間を浪費することを避けることができます。まだやらねばならないことは沢山ありますが、個人的にはとても楽観的に考えています」

 15人を超える被害者が、ワインスタインや同社の不品行を訴えているほか、ワインスタイン本人はレイプや性交を強制したことなどで立件されている。それに対してワインスタイン側は、合意なしでのセックスはなかったと全ての容疑を否定していた。

 一方で被害者の1人であるエヴァ・グリーンは、ワインスタインについて、「彼は神のようでした。生かすことも、潰すこともできました。何かが変わってアカデミー賞を受賞出来るかもしれないと思うものです。だから初めて彼に会った時は、ありがたいと感じました。しかし彼に下されたことは奇跡です。正義はあるということです。しかし最悪な人間はどこにもいるものです」と話していた。(BANG Media International)

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