クリス・ヘムズワースはマーベル作の撮影現場から常に小道具を拝借してきているそうだ。２０１１年以来ソー役でマーベル・シネマティック・ユニバースに出演しているクリスは、ソーのハンマーの様々なバージョンを現場からこっそり持ち帰ってきていたという。

　しかし、妻エルサ・パタキーはそれをよく思っていないそうで、BBCラジオ２への出演時にクリスはこう説明している。「本当はやっちゃいけないんだけど、盗んできちゃったんだ。僕の犯罪歴は現場でも明らかなんで、みんなに見張られてるよ。何個かハンマーを持って帰ってきたんだけど、自宅に飾っていると妻が『やめなさいよ、バカバカしいから』って言うんだ。おかしいだろ」

　そして、エルサとの間に６歳の娘と５歳の双子を持つクリスは、「おもちゃ箱を見てたら、プラスチック製のハンマーだと思っていたのが本物だったと気づいたこともある」という家庭でのエピソードを明かした。

　シリーズ最新作「アベンジャーズ/エンドゲーム」がいよいよ公開となったところだが、ソーの鎧を身に着ける苦悩についても語っており、「あの鎧は毎回ちょっとずつ変わってるんだけど、着心地が良いものでは決してないだろ。ものすごく重くて最も動きづらいものだよ」と続けた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）