エマ・ストーン、「女王陛下のお気に入り」出演は監督に直訴!?
エマ・ストーンは「女王陛下のお気に入り」に出演をヨルゴス・ランティモス監督に懇願したという。同作でレイチェル・ワイズ演じるサラ・チャーチルのいとこで、オリヴィア・コールマン演じるアン女王の寵愛を巡り、サラと対立するアビゲイル・メイシャムを演じたエマだが、当初ランティモスはアメリカ出身の女優を起用するつもりはなかったそうで、エマは監督に直談判をしたそうだ。
ヴォーグ誌とのインタビューで、エマはこう話している。「私は『ラ・ラ・ランド』の準備に取り掛かっていたところだったんだけど、ヨルゴスは『この役のためにアメリカ人と会うなんて考えたことはない』って言っていたわ。だから、懇願したってわけ」
またエマは、ランティモスが作り上げた世界観や登場する強い女性たちの描写を絶賛しており、「どうやったらこの3人の女性たちを1つの物語で描けるのかしら?おかしくもあり、面白くもあるし、ダークよね」と語っている。
一方でオリヴィアはそんなエマを演技の面でも人間性でも称えており、「エマとは今後もずっと友達でいられることを願っているわ」と話している。
先日、ゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門で女優賞を獲得したオリヴィアは、今月24日にロサンゼルスのドルビーシアターで開催される第91回アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされている。一方でエマとレイチェルは揃ってアカデミー賞の助演女優賞にノミネートを果たしているほか、ランティモスも監督賞の候補者になるなど、「女王陛下のお気に入り」は、計10もの候補に挙がっている。
(BANG Media International)