ハリー・スタイルズ、ライブ中にファンの同性愛のカミングアウトを手助け
ハリー・スタイルズ(24)がコンサート中、ファンの一人が同性愛者であると両親に告白するのに一役買ったようだ。11日(水)、カリフォルニア州サンノゼにあるSAPセンターでのソロライブ中、ハリーは観客の女の子が掲げているポスターに気が付いた。そこには「あなたのおかげで、私は両親にカミングアウトするつもり」と書かれていた。
会場にいたファンによるSNSへの投稿によれば、そのポスターを見たハリーは、その子に母親の名前を尋ねて「ティナ、君の娘はゲイだよ」と言ったという。
ハリーはさらに、妊娠中の観客に対して、「レイチェルと男の子の赤ちゃんにおめでとう」と言ったあと、会場全体で『ハッピー・バースデー』を歌い盛り上がったという。
現在5大陸89公演をこなすツアー中のハリーは、今月初め、音楽療法を用いたイギリスのチャリティ団体ノードフ・ロビンズが主催する、シルバー・クレフ・アワードのベスト・ライブ・アクト賞を受賞した。
英チケットマスターのアンドリュー・パーソンズ氏は次のように述べている。「ハリー・スタイルズは、ワン・ダイレクション時代から多くのファンの心をつかみ、世界中を熱狂させましたが、ソロ活動でもそれに変わりはありません。彼が今回の賞を受賞するのも当然です。彼のような国民的スターを支援できて光栄です。記録的な売上げを収めたソロデビューアルバムやワールドツアーも成功し、ハリーはこの賞にふさわしいアーティストです」(BANG Media International)