ケリー・ワシントン『スキャンダル』出演し出産決意

 ケリー・ワシントン(41)は出世作となった人気ドラマ『スキャンダル 託された秘密』に出演していなかったら子供を産んでいなかったと思っているそうだ。現在では夫ナムディ・アサマアとの間に3歳の娘と1歳5か月の息子を育てているケリーだが、同番組でオリヴィア・ポープ役を演じていなかったら、親になる勇気は持てなかっただろうと話した。

 シリーズ最終回を控えたインタビューの中でケリーはオリヴィアという役柄についてこう振り返っている。「1つのキャラクターにお別れをする中でとても面白いところは、そのキャラクターが自分の中にある意味、生きているっていうところなの。オリヴィア・ポープがくれたことで、これからも存続することはたくさんあると思う。彼女は私を変えたから」「彼女がなんでもできるという気分にさせてくれていなかったら、今の段階で自分が子供を持っていたかどうかも分からないわ。彼女はすごく勇気をくれたと思うの。だからその勇気は持ち続けるわ。(オリヴィアが持つ)プラダのバッグにはさよならするけど、勇気にはお別れしない。勇気のほうがもっと重要だから」

 そしてケリーは初の黒人女性主演作という意味で同ドラマ自体もテレビ界で歴史を築いたとし、「色々なことがあったわ。1人の黒人女性がテレビ番組で主役を演じているということも全て大切なこと。でも、多大な愛情と尊敬心を持ってお互いに接するような仕事場であったということも同じくらい大切よ。私はそれも私たちの偉業の一部として欲しい」「私たちは同僚を愛して尊敬する機会を与えられたし、みんな一生懸命働いた。だからそういう環境というものが重要なの」と続けている。

 番組こそ終わりを迎えるものの、リース・ウィザースプーンとの新番組『リトル・フィアーズ・エブリウェア』や女性が主人公のコメディ作『マン・オブ・ザ・ハウス』などが控えているケリーは、自分は成長し続けるとして、「今取り掛かっている作品がとても楽しみなの。新たな地を開拓する機会があるから、それに焦点を当てているわ」と話した。

(BANG Media International)

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