チャーリー・ハナム、「ア・ミリオン・リトル・ピーシーズ」のキャスト入り

 チャーリー・ハナムが「ア・ミリオン・リトル・ピーシーズ」のキャスト入りを果たした。テレビドラマ「サンズ・オブ・アナーキー」で知られるチャーリーは、サム・テイラー=ジョンソン監督作「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の主人公クリスチャン・グレイ役を断ったことでも有名だが、ジェームズ・フライ著のベストセラー「ア・ミリオン・リトル・ピーシーズ」の映画化作でジョンソン監督と改めてタッグを組むことになったとハリウッド・リポーターが報じている。

 チャーリーは、ジョンソン監督の夫アーロン・テイラー=ジョンソンが演じる、アルコールや薬物の依存症である23歳の主人公ジェームズの兄役として出演するという。さらにビリー・ボブ・ソーントンが、ジェームズがリハビリ施設で出会い、ジェームズの回復を支えることになるマフィアのボス役を演じる他、「ブレードランナー2049」に出演したカーラ・ジュリが、ジェームズと恋に落ちるヘロイン中毒者役として出演を決めている。

 中毒者が12段階の治療を施すリハビリ施設で回復していく様を描いた原作本は、もともと回想録として出版され、2005年にオプラ・ウィンフリーによるオプラ・ブック・クラブに取り上げられたことで一気にベストセラーとなった。しかし、その後ザ・スモーキング・ガンが同作はフィクションだとする告発記事を公開したことで物議をかもし、以降は「セミフィクション」として販売されている。

 当初はワーナー・ブラザースが映画化の権利を買い取り、ブラッド・ピットをプロデューサーに迎え、ブラッドが当時の妻ジェニファー・アニストンやブラッド・グレイと設立した製作会社プランBエンターテインメントが製作する予定だったものの、お蔵入りとなっていた。

 その後、アーロンとサムのジョンソン夫妻が再度製作するに至っている。(BANG Media International)

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