ハーヴェイ・ワインスタイン、匿名女優へのレイプ疑惑が浮上
ハーヴェイ・ワインスタンにレイプされたという女優がまた1人名乗りを上げていたことが分かった。法廷書類によれば、大物ハリウッドプロデューサーであるワインスタインは2015年にビバリーヒルズ内のホテルでその匿名女優の前で自慰行為を行い、翌年に同じホテルでレイプしたとされている。
その女性によれば、先月からセクハラ騒動の焦点となっているワインスタインに2011年にロサンゼルス内で開かれたパーティーで出会い、女優としてのキャリアを支援すると言われたという。そして番号を交換した2人は、その後数か月に渡って頻繁に連絡を取り合っていたとされている。その後、2015年にドラマ『マルコ・ポーロ:百の眼』やワインスタインが関与していたいくつかの作品への出演に関して話をするため、モンタージュ・ホテルに会いに行ったところ、途中で自慰行為を行っていいかと尋ねられ、断ったというが、片手で行為を行っている最中にもう一方の手で手首を掴まれたとしている。
そして2016年、役をもらえたという印象を持ち、そのお祝いだと思ってまた同じホテルでワインスタインに会いに行ったところ、しばらくその場を立ち去ったワインスタインがバスローブ姿で現れたため、性的関係は持ちたくないと言ったにも関わらず、ワインスタインから無理やりベッドに押し倒され、ジーンズを脱がされてオーラルセックスをされたとしている。
この女性の主張についてワインスタイン側は事実ではないと否定している。代理人はピープル誌に対して「合意のもとではないとされる性行為についてワインスタイン氏ははっきりと否定しています」「ワインスタイン氏は拒否された女性に対して報復行為を行ったことはないと明確にしています。もちろん匿名による疑惑についてはコメントできませんが、ワインスタイン氏は訴えを起こした女性を尊重すると共に全てが合意の元であったと考えています」とコメントしている。(BANG Media International)