レッチリ、ベースのフリーが自伝出版へ
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーが自伝を出版する予定だ。51歳になるフリーはグランド・セントラル・パブリッシング社との契約を結び、幼少期から薬物依存との葛藤、バンドメンバーと歩んできた人生、そして映画界でのキャリアに至る半生を振り返る自伝を執筆するという。
Time.comによると、題名未定の同自伝では、フリーの「ニューヨーク郊外で『普通』の家庭で育った頃から、ジャズミュージシャンであった義父と暮らすためにロサンゼルスへと移ってボヘミアンな生活が始まり、路上でトガッた若者時代を過ごした波乱万丈な人生」が描かれる予定だという。同バンドメンバーで自伝を執筆したのはフリーが初めてではなく、フロントマンのアンソニー・キーディスが2004年に自伝『スカー・ティッシュ』を出版しており、ニューヨーク・タイムズでベストセラー第1位に輝いていた。
そんなフリーの自伝の出版日は未定だが、「フリーとアンソニーとの友人としてだけでなく仕事仲間としての複雑な関係、薬物依存症との闘い、そして過去30年幾度となく転機が訪れつつも続いてきたレッド・ホット・チリ・ペッパーズの波乱に満ちたバンドとしての軌跡」が盛り込まれることになっている。
(BANG Media International)