たかじん、実は繊細な性格…談志さんに灰皿投げつけるなど数々の破天荒も

 【2012年2月1日付デイリースポーツ紙面より】

 テレビではタブーを恐れない奔放な言動で知られ、豪快な“トラブル史”が語りつがれるやしきたかじん(62)だが、私生活では豪放磊落(らいらく)なイメージとはかけ離れているとの証言が多数派だ。

 92年には、司会を務めたテレビ朝日の深夜番組「M10」の料理コーナーで、自身のお気に入りの調味料“味の素”がないことが原因で激高。生本番中にもかかわらず、自らが骨折するほどの勢いでセットを破壊しまくり、共演のトミーズ雅(52)の制止も振り切り、生本番中に途中退席した。

 また、自身が司会を務めた人気番組「たかじんnoば~」でもゲストの立川談志さんと司会論をめぐって口論となり、談志さんに灰皿を投げつけて談志さんを退席させるなど、破天荒な言動には枚挙にいとまがない。

 一方で、たかじんに近い知人は「非常に細やかな人で、たくさんお酒を飲むのも酔いの世界に入ってリラックスしたいからです」と明かす。

 喉頭がんの危険因子とされるたばこも酒も大好き。普段から昼夜問わず赤ワインを愛飲。たかじんの代名詞的な場所にもなっている大阪・北新地のクラブではお気に入りの高級赤ワインを常備し、スタートからワインをハイペースで飲んでいく。周囲にも次々と酒をすすめ、一気に全員で“酔い”にかかるスタイルの裏には、デリケートな性格が反映しているという。

 2003年に肺気胸を患った際には、一時、電子たばこに変えたという話も聞いたが、直後の取材では「医者にも行かず、たばこは1日60本吸ってる。肺が破裂したらやめるつもり」などと豪快に話していた。

 テレビでの豪快なやしきたかじん像を貫き続けるには、実は大きな負担があったのかもしれない。

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