桂南光32年ぶり上方落語協会復帰「反対する人はみんな亡くなってしまった」桂文枝は最高顧問就任 新体制を発表

 落語家の桂文枝、桂南光、笑福亭仁智、桂米團治が29日、大阪市の天満天神繁昌亭で行われた上方落語協会の取材会に出席し、新体制を発表した。

 5月末に行われた総会・理事会を経て、南光が上方落語協会に32年ぶりに復帰。前会長の文枝が最高顧問、桂文珍が特別顧問として若手育成に着手する。また、仁智が5期目の会長、米團治が副会長を務める。

 南光の師匠・桂枝雀さん(故人)が94年に協会の運営を巡って一門で脱退。その後は文枝から何度も打診があったというが、南光は「今更また戻りますとは言えなかった」と拒否していた。

 しかし、周りからは弟子のためにも戻るべきだと助言され、ともに協会に復帰する弟子・桂南天、孫弟子・桂天吾の将来を考えて決断した。

 理事会では満場一致で歓迎だったと明かし、「反対する人がみんな亡くなってしまった」とボケを飛ばしつつ、「一協会員としてお役に立てれば」と意気込んだ。文枝も「こんなにうれしいことはない。強力な戦力です」と喜んだ。

 9月15日には天満天神繁昌亭が開場20周年、来年4月1日には上方落語協会設立70周年を迎える。記念公演の詳細は今後発表される見通しで、文枝は「今までの集大成をやらせていだきたい。ぜひ期待してください」と呼びかけた。

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