仏名優のジャン・レノ「とにかく日本にいると幸せ」 好きな都市聞かれ“日本通”すぎる場所を挙げる
映画「グラン・ブルー」や「レオン」などで知られるフランスの名優ジャン・レノ(77)が22日、都内で開かれた自叙伝的ひとり舞台「らくだ」(5月10~24日、東京芸術劇場シアターウエスト。その後に11都市で上演)の記者懇親会に出席し、「笑いあり、涙あり、歌もあります」とアピールした。
「らくだ」はレノが、人生に深い影響を刻んだ出会いや出来事を出演映画の記憶と重ねながら、半生を音楽と物語で描き出す作品で、今回が世界初演。自身をらくだに例えたのは「トーテム(内なる動物)がどういうものか長年考えていました。人を運ぶ、荷物を運ぶ、ゆっくり歩く、反すうする、観察する、自分はらくだだと思いました」という考えからだ。
6児の父として、制作動機を「これまでの歩みを子供たちに伝えたい欲求」とし、日本で初演する理由を「愛情から来ました」と述べた。
日本の好きな点を聞かれると「ある人をどうして好きなのか理由を言うのは難しい。愛するということは定義できない。香水の香りと同じで分析できない。とにかく日本にいると幸せ。結婚生活における妻への愛と同じで、どうして好きなのか説明できない。全てを含めて愛しているということ」と熱弁。好きな都市に「日本酒がおいしい」と富山を挙げる日本通ぶりも見せていた。
