歌手のソン・シギョン、俳優のカン・ドンウォンら個人事務所が法令違反の疑い発覚 直ちに手続き着手と報告
日本でも活躍する韓国歌手のソン・シギョンや、是枝裕和監督作「ベイビー・ブローカー」などに出演の俳優・カン・ドンウォンらの個人事務所が、現地で必須条件とされている大衆文化芸術企画業が未登録だったと相次いで報じられ、行政機関である文化体育観光部(以下、文体部)が「12月31日までに、一斉登録指導機関を設ける」と発表したと18日、現地メディアのNewsenなどが報じた。
韓国では2014年以降、大衆文化芸術産業発展法上、法人および個人事業主として活動している芸能人や芸能関連企画会社は、大衆文化芸術企画業として登録の上、芸能活動をしなければならないという。未登録のまま営業していると、2年以下の懲役または2千万ウォン(約200万円)以下の罰金刑、業務停止に処せられる可能性がある。
記事によると文体部は、指導期間以降に登録が完了していない事業者に対しては、捜査依頼や行政調査などの法的措置を取る方針だという。
未登録発覚後、ソン・シギョンの事務所は「認識不足だった、早急に登録手続きを進めている」と謝罪し、カン・ドンウォンの事務所も「この問題を先週認知し、担当者が即時に教育受講を申請し登録手続きを行っている」と報告した。
