フジテレビの社外取締役を務める文化放送の齋藤清人社長は15日、都内の同局で定例社長会見を開き、元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発した問題で、3月31日に発表した第三者委員会報告書の内容について言及した。
フジの今後については「刷新されたから終わりでなく、これからガバナンスが未然であったところをしっかりと動かしていくのか、企業風土、体質をどういうふうに改めていくのか」とした。
経営陣の刷新についても「人数をしぼり、平均年齢を下げたことは整った感がある」としつつも、「これからも信頼回復、ガバナンスをきっちりと動かしていかないといけない」とさらなる改善も訴えた。