カンテレ会見 元フジ幹部の社長を同局記者も質問攻め オープン参加で27社47人参加
関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が22日、大阪市内の同局で新年の定例会見を行った。物議を醸したフジテレビの会見とは違い、オープンな形で開催され、テレビ各局やウェブ媒体を含む27社47人が参加。カンテレ報道部門の記者も質問した。
同社記者は「立場の高い人物が立場の弱い女性を利用して性接待させたのではないかと疑惑の目が向けられている。本当にフジテレビの中で行われていないと断言できるのか?調査委員会に委ねるのか?」と問いかけた。
大多氏は「私が知る限りでの性接待、上納は聞いたことがない。だけども、今の状況を考えると、調査委員会に今こそ調べてもらうことが、今後のテレビの制作を含めた、一番大切な時期だと思う」と語った。
続けて同記者が系列局の社員としての不安を口にし、カンテレ社長としての向き合い方を問うと「まずはしっかり調べて、至らないところがあるならば直していくことを(フジテレビに)求めていきたい。それ以外の言い方はなくて」と回答した。