元フジ幹部・大多亮氏 被害女性に言及「プライバシーを守るのが一丁目一番地」も「我々の考えが至っていなかったのかもしれません」
関西テレビの大多亮社長が22日、大阪市内の同社で新年の定例会見を行い、中居正広の女性トラブルについて言及した。
週刊文春によると、大多社長は2023年6月のトラブル発生直後に、フジテレビ幹部(当時)として報告を受けていたとされる。
当時の状況について、大多社長は「把握しておりました。時期は難しいが、事案からほどなく報告が上がっている。非常に重い案件だなと思いましたし、ある種の衝撃を受けました」と説明。すぐに「私の判断で社長にあげた」と経緯を明かした。
トラブルが発生している中で中居の冠番組「だれかtoなかい」の放送が続けられていたことが批判を集めている。「打ち切りという動きが果たして、彼女にどういう影響があるのか考えていた」とし「漫然とやっていればいいという気持ちはなかったですが、そのことが彼女にとってそういうことじゃないんだということであればですね、我々の考えがいたっていなかったのかもしれませんし、申し訳なかったと思いますし、反省しないといけないと思います」と語った。
「最初からこの女性のプライバシーを守るのが一丁目一番地だと思っていた」と話し、女性についての思いを聞かれると「まず思うのは体調は少しでも良くなられているならばそれが1番いい。もう少し寄り添うんだったらどういう形があったのか、彼女のことを思うと足りていたのか、いなかったのかをすごく感じるので、そういうことですね」と口にした。