ITジャーナリスト三上洋氏、ラジオでがんを公表 ステージ3b、医師からは「運が良かった」と
メディアなどで活躍するITジャーナリストの三上洋氏が21日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」に電話出演し、肺腺がんのステージ3bであることを公表した。
三上氏は自身のYouTubeで病気のことを公表したが、番組に電話出演し、改めて病状を説明。番組コメンテーターで、がん闘病中の森永卓郎氏とは高校の先輩後輩だというが「森永卓郎さんの大後輩なのですが、いけないところをマネしてがんになってしまいました」と、努めて明るく公表。
昨年夏から「膝が痛い」と思っており、整形外科に行っても原因が分からなかったため「怖かったので、生まれて初めて人間ドックに。健康診断も30年行ってなかった」と、昨年11月に人間ドックを受けたところ、「腎臓に6センチ、肺にも6センチの腫瘍が見つかった」という。「2つも塊があるのに、自覚症状はほぼゼロだった」とも振り返った。
腎臓と肺は、転移ではなく、それぞれ別々にがんが発症していたといい、腎臓に関しては「切除の方が早い」と昨年12月に切除。ただ肺については「腫瘍が残っていて、検査の結果、肺腺がんと。ステージ3bと言われました」と打ち明けた。
医師からは「根治ができるギリギリ。あなたは運が良かった」と言われたといい、根治に向けて23日から入院治療に入るという。「病院の標準治療で、放射線を当てて、抗がん剤を打ち、1年薬を飲んで消していきましょうというのをやる」と治療を説明。入院は2週間程度の予定で、「副作用があるので様子を見ながら退院の時期を計りましょうと」とも説明していた。