西川貴教「“小泉構文”みたいなふんわりした人気でいいの?」 政策そっちのけの自民党総裁選に疑問「国盗り合戦見てるように浮かれてる」
歌手の西川貴教が1日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。27日に投開票が行われる自民党総裁選について「ふんわりした人気でいいんですか?」と疑問の声を上げた。
西川は自民党総裁選について「いくつか自分なりにまとめてきた感じでなんですけど」と前置きすると、「ワイドショーとかでも取り上げられるようになったんですけどどうしても国盗り合戦というかね。派閥だったりとか、推薦人の確保とか、面白おかしく(報道)されてますけれども。それ以上に本来は、政策の話をもっとされるべきでしょうし…。そこをみんな話をせずに」と総裁選を報道のあり方について疑問視した。
「我々がこれから見なきゃいけないのは、これからの日本を担う国政政党のトップを決めるということは、我々のこれからの生活を考えてかなきゃいけない。そこをもっと考えてほしい」と切実な思いを訴えた。
FNNの世論調査では「次の自民党総裁にふさわしい人」として、小泉進次郎元環境相、次いで石破茂元幹事長の名前が挙がっていることを紹介。ジャーナリストの岩田明子氏が「今の時点で強いなと思われるのはやっぱり小泉さんで。党員票も強いし、国会議員票も菅さんが背景にいるということもあって、割と見込める」と分析。小泉総裁誕生の可能性についても「かなり高いんじゃないかなと思います。今後の議論次第ですけど」と解説した。
西川は「この人たちが何をしてくれるかちゃんと見ないといけないのに。三国志を見てるような、国盗り合戦を見てるような、そこに浮かれてしまってて」と切り出すと、「本来、本当に見なきゃいけないのは政策内容ですし…。本当にふんわり…、“石丸構文”の対抗馬で“小泉構文”みたいなんで。ふんわりした人気で、それでいいんですか?って、ずっと疑問にあります」と政策そっちのけで人気投票のようになっている現状に不満を漏らしていた。