35億円左腕、寮居座り6年、最後は「プレハブ建てて…」と直訴に東野幸治「奇人変人」と笑い止まらず

 お笑いタレント・東野幸治が26日、自身がMCを務めるカンテレ「マルコポロリ!」に出演。元メジャーリーガーの“変人・奇人”伝説に爆笑の連続となった。

 この日は阪神、オリックスで投手として活躍した能見篤史氏、元近鉄で野球評論家の金村義明氏らが出演。なかでも元阪神で投手として活躍し、ヤンキースでもプレーした井川慶(44)に、東野は「台本読んだら、かなりの変人、奇人」と大好物を見つけたとばかりに“白い悪魔”の笑いが止まらなかった。

 井川といえば、タイガースの寮「虎風荘」退寮をめぐる動きは伝説として残る。ゲーム好きで、衣食住に興味がなく、「食べるものもおいしい。快適で野球をできる環境が揃ってる」と8畳一間の寮を気に入って“居座って”6年。リーグ優勝した2003年。1億円プレーヤーとなり、ついに、追い出されるように退寮した。

 この際、球団幹部に「甲子園の駐車場にプレハブを建ててもらえませんか?」と直訴した伝説について聞かれると、「プレハブ、は言った覚えがありますね」と笑い。東野を含め、スタジオは大爆笑となり、能見氏も「プレハブを建てる……って、その発想が…(笑)」と言葉を失った。

 寮生活ではお金を使うことがなく、「給料は手をつけない、賞金だけですね」と当時の寮費3万8000円が主な出費だったとか。「賞金」については「2勝して帯つきの、もらってました」と2勝すると100万円をもらい、ゲームにお金を使うぐらいで、生活費はそれで十分だったことをケロリと明かし、“1カ月の出費が中古ゲームの490円だけだった”伝説にも笑ってうなずいていた。

 井川はポスティング制度で入札金+5年契約で総額35億円でヤンキースに移籍した。

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