M!LK こだわりライブで“み!るきーず”沸かせた 初のアリーナ公演で初もの尽くしの演出
5人組グループ・M!LKが22日、神奈川県・横浜アリーナで初のアリーナ公演「HAPPY!HAPPY!HAPPY!」を開催した。チケットは立ち見席まで即完売で超満員の1万2000人を動員。メンバー自ら手がけた初もの尽くしの演出で3時間を駆け抜け、大目標のドームツアーに向けて、また一つステップをのぼった。
単独公演としては初めて見るアリーナの光景。5色のペンライトがきらめく会場を見渡し、普段は平常心の佐野勇斗(25)が「過去、類を見ないくらい緊張してます」と笑った。前夜は脳内で予行演習し、わずか2時間睡眠。半年以上前から準備を進めてきた特別な1日を迎え「『徹夜しました』にしてもらってもいいです」と、おどけた。
み!るきーず(ファンネーム)への感謝を伝えるため、演出担当の塩﨑太智(23)が初めて花道やセンターステージ、トロッコを駆使して近い距離感を大切にした。明滅するマイクスタンドや火柱で飽きさせず、佐野が推し演出としてオープンカーを導入。リーダーの吉田仁人(23)はギター演奏を披露するなど初もの尽くしで沸かせた。
衣装は山中柔太朗(21)がデザイン画を作成してプロデュース。28曲、3時間にメンバーのこだわりを詰め込んだ。
初のアリーナ公演を成功させてなお通過点。かねてドームツアーを目標として掲げており、佐野は「ドームツアーで全国を回って、たくさんのみなさんを幸せにするのが今の目標です。相当、難しいことだと思うんですけど、どう実現させるかは僕たち次第。世界で一番努力して、そこにたどり着きたいなと思います」と改めて決意表明した。
結成日の11月24日から「BIG LOVE YEAR」と題した9周年企画をスタートすることも発表。まずは来春からの全国4都市ツアーで3万5000人を動員する。「BIG-」の命名者である曽野舜太(21)は「たくさん愛してもらったので倍にして返していこうという気持ちです」と説明。大目標に向かって、輝き続けていく。
