藤井聡太八冠 内閣総理大臣顕彰の受賞決定「より一層精進し、将棋の魅力を多くの方に伝えられるよう」

 藤井聡太八冠(21=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)が内閣総理大臣顕彰を受賞することが13日、決定した。日本将棋連盟が発表した。内閣総理大臣顕彰とは、国家、社会に貢献し顕著な功績のあった者が選ばれる。藤井八冠は11日に史上初の将棋界八大タイトル独占を達成した。将棋界での受賞は1996年に初の全七冠制覇(当時)を達成した羽生善治九段(53)に続いて2人目。

 藤井八冠は「内閣総理大臣顕彰の受賞を大変光栄なことと感じています。今後より一層精進し、将棋の魅力を多くの方に伝えられるよう活動していきたいと思います」とコメントした。

 日本将棋連盟の羽生善治会長は「多くの人々に希望と活力を与えた藤井竜王・名人の活躍は受賞にふさわしいと思います」と祝福。「また、将棋界にとりましても大きな名誉であり、誇りでもあります。今後の益々の御活躍を期待しています」とたたえた。

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