松本幸四郎 父・白鸚以来40年ぶり『花の御所始末』再演「いい意味で問題作に」

 取材会を行った松本幸四郎
 「三月大歌舞伎」第1部「花の御所始末」取材会を行った松本幸四郎=東劇ビル
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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(50)が17日、都内で東京歌舞伎座「三月大歌舞伎」(3月3~26日)の取材会を行った。第一部で「花の御所始末」を父である松本白鸚(80)以来、40年ぶりに再演する。

 暴君と恐れられた室町幕府の6代将足利義教を主人公にした作品で、シェークスピアの「リチャード三世」から着想を得た。40年前の上演は映像が残っておらず、音源と舞台写真を参考に再構築。初演の筋書きはネットオークションで落札し「あと1冊と書いてあったのですぐ買いました」と笑った。

 父へ上演の報告した際には「微妙な苦笑いをしていました」としながらも「いい意味での問題作にしたい」と意欲を語った。

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