「大奥」183センチ福士蒼汰 原作忠実に女装披露 家光号泣、ネットも涙「秀逸」

 24日にNHKで放送されたドラマ「大奥」では、福士蒼汰演じる万里小路有功が原作同様、女装し、家光(堀田真由)の前に登場。身長183センチの福士の女装姿に「女には見えないが美しい」「女装が似合わないことが重要だった」など反響を呼んでいる。

 この日の「大奥」では、子猫・若紫をきっかけに距離を縮め始めた家光と有功だったが、その若紫が殺される事件が起こり、家光の心が再びささくれ立つ。そんな家光は有功を里へ帰すと春日局に伝えるも、春日局は「追い返すのなら会うこともない、生きようが死のうが関係ない」と斬り捨てると家光に告げる。

 そんな有功の元へやってきた春日局の息子・稲葉正勝(眞島秀和)が、家光がどれほど過酷な日々を過ごしてきたかを聞かせる。あまりの壮絶さに言葉を失う有功。

 家光は、自分だけが男装をさせられていることから、家臣に女装をさせ、目の前で舞わせ、それを笑うという下品な宴を開いていたが、そこに有功が女装をして突然登場する。

 桃色の地に赤い花を散らした愛らしい着物を着、髪の毛も伸ばした有功は「上様、お万でございます」とあいさつ。「いかがですか、私の女のなりは」と聞くも、家光は「似合わぬ」とポツリ。有功は「私もそう思うておりました」というと、自分の打ち掛けを家光に羽織らせ「上様の方がお似合いですよ」「千恵さま」と家光の女名を呼び、女性として生きたい家光は号泣してしまう。

 このシーンは原作にもあり、有功は可憐な美女風に描かれているが、ドラマ版では、身長183センチの福士の女装は決して可憐ではなかった。

 だがネットではこのシーンで号泣したとの声が多数。「お万の女装も似合わないように外してくるの秀逸」「有功様の女装のリアルさと美しさの塩梅がめちゃくちゃちょうど良くて」「有功女装シーンは今回どうなるかと思ったけどそうきたか!と」「決して女には見えないのに美しい」「ここは似合わない事こそ重要なのか」「女装のシーン、実写にしたらどうなるかなと思っていたけれど、華奢な上様を優しく包み込む有功がとても素敵」など、似合わなかったからこそのリアルが、反響を呼んでいた。

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