元経済産業省官僚の経済評論家・岸博幸氏が２０日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレＭＴＧ」で、来年から中国の大学に語学留学することを発表したタレント・小島瑠璃子（２８）の挑戦を絶賛した。

　「僕はすごいえらいと思って」と熱っぽく話し始めた岸氏は「私ちなみにエイベックスの顧問やってまして」と前置き。芸能界との意外なつながりにＭＣの今田耕司らが驚く中で「中国ってやっぱりすごい難しい国で、日本の芸能界が人口いっぱいいるから進出しようと思ってもほぼ全部失敗してるんです」と説明。

　役人時代は中国にかなり関わっていたとも話し「中国って人脈資本主義みたいな部分があって、人脈で効果ある所にしっかり食い付いてうまく展開しないと多分ダメなんですよ」と自身の経験をもとに解説。

　そんな中に「小島さんは結果的に自分一人で飛び込んで、中国でも成功しようという意識は当然あるはずだから」と感心し「芸能界みんなだいたい失敗してる、下手したら他の業種の大手企業も失敗してる中でチャレンジするっていうのは素晴らしい」と称賛した。

　さらに、そのタイミングについても言及。「今のタイミングって、ある意味で一番難しいじゃないですか。アメリカと中国がせめぎ合いしていて、日本もアメリカ側だってことで。でもそこに一人で飛び込んでいこうっていうのは、これすごい勇気あること。僕はそういう非常にアゲンストの環境でもあえて飛び込んでくっていうのは、すごい意味があると思ってるから、あらゆる意味で絶賛できますね」と最大限の賛辞を送った。

　小島は今月８日、ＳＮＳに直筆の文書で「２８歳、一度ゼロからチャレンジしてみようと思います！！」などとつづり、来年から中国に語学留学し生活の拠点を中国に移すことを明らかにしている。