映画「ONE PIECE」興収50億円突破 シリーズ最高更新は確実

 世界的コミックの3年ぶりとなる劇場版アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、主人公・ルフィの声を務めた声優・田中真弓(67)、ゾロ役の中井和哉(54)ら計12人のキャストが登壇した。席上では配給元の東映から、この日の初回上映を終えた時点で興行収入50億円、動員360万人を突破したことが発表された。

 今作は既に、公開週末2日間(6、7日)の興行収入が22・5億円を突破、ロケットスタートを切っていた。シリーズ最高興収だった「ONE PIECE FILM Z」(12年公開、興収68・7億円)を超えることは確実とみられており、シリーズ初の100億円突破への期待も高まってきた。

 記録的な快進撃に、田中は「本当にすごいことになってきて」と感激。反響の大きさも届いているといい「後半は号泣してしまって、もう1回見ないと分からないと言ってる人もいます」と話した。

 原作が最終章に突入したことに触れ「『海賊王に、オレはなる』と言い続けて23年。まだ、なっておりません。なれるのでしょうか。私も楽しみにしています」と田中。続けて、「僕は海賊にはならないよ」と、声を務めた映画「天空の城ラピュタ」の主人公・パズーの名セリフをつぶやくと、ルフィの声で「海賊王になる男だ!」と叫びイベントを締めくくった。

 12日夜に日本テレビ系「金曜ロードショー」で「天空の-」が放送されたばかりで、声優陣から思わず「バルス!」「両方聞けた」と声が挙がっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス