「鎌倉殿」全成壮絶最期の裏で 蹴鞠コーチの平知康も「今宵で退場します」
俳優の矢柴俊博が7日、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の出演がこの日で終わったと報告。矢柴は蹴鞠を教えるために鎌倉にやってきた平知康を演じていたが、「今宵で退場します」と寂しさを募らせた。
この日の「鎌倉殿の13人」では、冒頭に知康と時連(瀬戸康史)が仲良く最後の蹴鞠レッスン。ただ上達著しい時連にもう教えることはないと言った知康は、「最後に一つよいことを教えてやろう」といって、時連に「連は品が悪い」と改名を促す。そして「そなたの球筋だけは常に真っ直ぐであった!」と絶賛し、その場を去ろうとしたときに、時連の強烈な蹴鞠が頭を直撃。倒れ込んだところに、頼家を呪った人形があるのを発見してしまう。
この日は、全成の壮絶最期が描かれたが、知康も、笑いを残してこっそり退場となった。「法皇、清盛、頼朝、頼家、義時、この時代の全てのキングに会ってきました。この目で歴史を目撃してきたのです」とつづり「今宵で退場します 十分生きました」と報告。
そして「その数奇な人生に心から敬意を表しつつ、終わりを報告します。あなたに会いたいです」と、天国の知康へ呼びかけていた。
後白河法皇の側近の時は京の嫌みな公家を演じ、鎌倉に来てからは蹴鞠に夢中な頼家をコーチ。前週では井戸に落ちかかるという印象深いシーンも。この退場報告にファンも「最後なかなかの大役でした」「時代を彩る最高権力者たちに愛された人生だったのですね!」「大天狗上皇様の元、策謀に明け暮れていた知康様が、あんな爽やかなお顔で退場されるのは感慨無量です」などの声が。矢柴はこの一つ一つに返信を行っていた。