巨額投資トラブルのTKO・木本が謝罪 文書で経緯説明、会見は「すぐには行えない」

 巨額投資トラブルが報じられているTKOの木本武宏(51)が1日、個人事務所を通じて文書で経緯説明を行った。「プライドを張りすぎて、いい恰好のままの自分を見せていたかった」などとトラブルを招いた理由などを挙げて謝罪。会見については、答えられない事項が多いことや、コロナ禍を理由に「すぐには行えない」とした。文書に先立ち「NEWSポストセブン」が木本のインタビューを配信、5時間にわたり詳細や現在の状況などを激白している。

 沈黙していた木本が文書を通じてようやくトラブルを詫びて、経過を説明した。

 まず強調したのは、自身が行ってきたのはFX投資と不動産投資だという事実。次に、資金を預けた投資家A氏(FX)とB氏(不動産)には弁護士を通じて返金交渉中で、先日、両者から返金計画が出されたことを報告。A氏の計画は「到底納得いくものではなく強く交渉し、刑事告訴を視野」とし、B氏は「具体的な回答であり解決の方向」と明かした。

 すでに一部の投資仲間には「私の資産売却や親戚・知人から借り入れ」をして返金をしているという。

 投資家を紹介しただけにも関わらず、自ら返金している理由には「騒動が明るみに出て『TKO木本が関与している』と報道される怖さから、事態を早期に終息して世に出ないで欲しいという気持ちから」立替返金を実施したとし、「私の弱い部分でプライドを張りすぎて、いい恰好のままの自分を見せていたかったという悪い部分がこのような事態に」と吐露した。

 投資額に関して、文書では「今後の観点から控えさせてください」と“無回答”だったが、NEWSポストセブンでは詳細に説明。2020年2月からA氏に木本を含め10人が1億円以上を出資したが、実際は運用されず、A氏は一部を返金して失踪し、その後は一切返金がないこと。その損失を取り戻すべく、新たに、同じくA氏の被害にあったというB氏に対し、FX被害者の3人と共に約5億円の投資を行ったことなどを明かしている。

 個人事務所はこの日、デイリースポーツの取材に対して会見を「今週中にも」行うと回答していた。しかし文書では、会見を開いて経緯を話すのが「責任」としつつ「刑事事件への発展可能性などの観点」「コロナ感染症対策」などの理由から「すぐには行えない状況」とした。「徐々に解決の方向が見えてきている状況」とも記しているだけに、さらなる説明が待たれる。

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