吉村知事「濃厚接触者の待機は廃止すべき」 TVで訴え

 大阪府の吉村洋文知事が22日、MBS「よんチャンTV」に生出演。新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に求める待機期間について「廃止すべき」と訴えた。

 政府は22日、濃厚接触者の待機期間を、原則7日間から5日間に短縮すると発表した。

 吉村氏は「濃厚接触者の自宅隔離、待機は、僕は廃止すべきだと思っています」と発言。大阪府では専門家を交えた6月17日の新型コロナウイルスの会議で、すでに自宅隔離・待機は廃止の方針を決定。国に対し、要請していたことも改めて説明した。

 吉村知事は5月の時点で医療従事者や高齢者施設従事者らについて、希望すればワクチンの4回目接種ができるよう国に求めていた。それらを踏まえ、「できれば(国には)この波が来る前に(やってもらいたかった)」と本音も。

 その上で「医療従事者が濃厚接触者になった場合、さらに医療がひっ迫する。さまざまな社会のインフラが成り立たなくなり、自宅待機はデメリットの方が多いという判断。医療機関の人なら朝検査して陰性ならそこで活動する、そうしないと(社会が)持たない」と訴え、待機を廃止した場合、「濃厚接触者は気を付けて社会の一員として活動する(ことが必要)」と話した。

 3人の子供の父である自身は今年4月、高校生の双子の娘のうち1人が感染し、濃厚接触者に。自宅待機となったが、家族は全員陰性で隔離期間を終えている。

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