上沼恵美子、先輩芸人からのいびり 着替えも相部屋「真ん中で着替えろ」の野次も

 タレントの上沼恵美子が5日、NHK「笑いの正体」にVTR出演。51年の芸人人生を振り返り、若手の頃のいびり、姑からのいびりなどを赤裸々に語った。

 上沼は漫才師になったのは父の勧めだったといい「無理矢理。イヤイヤです」と苦虫顔。「楽屋へ行きますとなんじゃ、こりゃと。汚い、古い、おじいさんおばあさん、匂いが違う。相部屋です」と当時の楽屋を思い起こすと「着替えも恥ずかしいから隅っこでちょちょってしてると、男の師匠に『女芸人やったら真ん中で堂々着替えんかい!』と訳分からんことを。姉と歯を食いしばった」という。

 さらに「履く靴に両面テープ貼られて。履いた瞬間に(足が)ぐにゃっとなってねんざしかけて。この時はすごい腹が立って『誰?誰がしたの!』って叫んだ」といい「楽屋にいていびられるんだったら、(この楽屋ではなく)どっかに行った方がいい。売れないとあかんと思った」と負けん気で13本のレギュラーを獲得するまでがむしゃらに頑張ったと振り返った。

 だが結婚を機にあっさり引退。すると今度は姑からのいびりが。上沼が出産直後、「おしめを干している時に『面白いものを見せてあげる』と」と、姑が持ってきたのが夫の見合いする予定だった相手の写真。それも複数枚だったといい、当時は「何が言いたいんやろ?」と憮然としていたという。

 そして姑が亡くなる数年前に、このお見合い写真の真意を聞いたところ「あれは恵美子さんを喜ばせるためよ。恵美子さんはその人たちに勝って1等賞」などと説明したことから「それは屁理屈」とバッサリ。「ネタではなく事実です」とも付け加えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス