テレ朝新社長 「報ステ」途中退席、N党・立花党首からの提訴に「当該放送に問題はない」

 先月29日にテレビ朝日ホールディングス・テレビ朝日の新社長に就任した篠塚浩氏が5日、東京・六本木の同局で行われた定例社長会見に出席した。

 NHK党の立花孝志党首は、生放送で出演した同局系ニュース番組「報道ステーション」で発言を止められ、表現の自由などを侵害されたとして先月20日に、テレビ朝日側に10万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。これを受け、篠塚社長は「訴状はまだ届いてないのでコメントは控えさせていただきます」とした上で「当社としては、当該放送に問題はないと考えております」との見解を示した。

 同番組は6月16日、参院選に向けた党首討論を生放送。安全保障問題を巡って討論する中、立花氏がテーマから外れた答弁を行ったことで司会の大越健介キャスターが発言を止め、立花氏は途中退席していた。

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