元おニャン子生稲晃子氏 安倍色濃厚な船出 「最後の最後まで笑顔で」

 第26回参院選は22日公示され、7月10日投開票に向けた18日間の選挙戦が始まった。与野党は焦点となっている物価高対策をはじめ防衛費、消費税、年金でも政策を競う。立候補は改選124議席(選挙区74、比例50)と非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に選挙区367人、比例178人の計545人が届け出た。比例で受理された政党・政治団体は計15。2000年以降の参院選で最多だった01年の計14を上回った。

 ◇ ◇

 自民党公認で出馬した元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏(54)はJR有楽町駅前で第一声を上げ、安倍晋三元首相(67)、安倍氏側近の萩生田光一経産相(58)と丸川珠代元五輪相(51)、参院安倍派入りした片山さつき元内閣府特命担当相(63)らが駆け付ける、安倍色濃厚な船出を飾った。

 生稲氏は「今日から18日間、新人ですので長いか短いか想像がつきません。最後の最後まで笑顔で元気に頑張って参ります」と初々しく宣言。乳がんの闘病経験を元に「幸せに生きていくためには心と体も健康であるのが大切。命をつないでもらった恩返しがしたい」と強調した。

 首相時代に主宰した「働き方改革実現会議」で民間議員に生稲を起用した安倍氏は、当時の活躍を高く評価し「選挙は過酷。生稲さんは、自分が頑張る姿を見せることが勇気を与える、という信念で手を挙げてくれました。皆さんのお力で国会に送っていただきたい」と呼びかけた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス