「鎌倉殿」力技 30歳坂口健太郎が10歳の金剛を 「成長著しい」異例テロップ
12日に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、義時(小栗旬)の息子・金剛(坂口健太郎)が登場。富士の巻狩りに参加する。史実を照らし合わせると、金剛はこの時、10歳のはずだが、ドラマ内では異例のテロップ「成長著しい金剛」を表示する“力技”でその若武者ぶりを描いた。
この日の「鎌倉殿の13人」では、曾我兄弟の仇討ちの舞台となった富士の巻狩りが行われる。頼朝(大泉洋)の息子・万寿(金子大地)のお披露目の場でもあったが、弓矢が苦手な万寿はまったく獲物を討ち取れない。
一方、金剛は喜々として野を駆け回り、獲物を次々と射止めてしまう。金剛は「父上、見て下さい!」と満面の笑顔で父・義時の前に獲物を持ってくるが、その時にわざわざ「成長著しい金剛」というテロップがつけられる。
金剛(のちの泰時)は、史実によると1183年生まれと言われており、富士の巻狩りは1193年。金剛はこの時、まだ10歳のはずだが、現在30歳の坂口が登場したことで「成長が著しい」ことになったのかもしれない。
歴史ファンは当然気づいており、ネットでは「しかし、成長が著しすぎる金剛くん(10歳)www」「成長著しいせいで気づかなかったけど、金剛くんはまだ10歳だから」「こんなにかわいい30歳が10歳の笑顔を完璧に演じるって事後にも先にも俺たちの泰時しかいないと思うわ」「成長著しいにも程がある」などの声が上がっていた。