北朝鮮のコロナ“対策”は「正直気休め」松本医師「every.」でバッサリ

 日本テレビ系「news every.」で17日、リモート出演した国際医療福祉大学成田病院の感染制御部部長・松本哲也医師が、北朝鮮の新型コロナウイルス対策について「気休め」とコメントした。

 この日、東京都はコロナの新規感染者が3663人確認されたと発表。前週の同一曜日だった10日は4451人で788人減った。都独自の基準による重症者は2人、死者は9人報告された。

 東京についてのニュースの後には、感染の急拡大が報告されている北朝鮮についても報道。メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーが「新たに1日で27万人が発熱したと明らかにしました」などと伝えた。

 番組は、北朝鮮の国営メディアが伝えた「塩水で口をすすぐ」「しょうが湯を飲む」「室内をヨモギの煙で消毒する」「子どもは、音楽を流して30分体を動かす」という“対策”も報じた。松本氏は「北朝鮮は新型コロナウイルスの感染を的確に診断する能力がないと思います」と「発熱者=感染者」かどうかも判断が難しいと説明。その上で「(発熱者の)大半が新型コロナウイルスに感染している方であろうと」と推測した。

 紹介された対策については「正直言って科学的に証明されたものは1つもありませんし、まぁ気休めとしか言いようがありません」とバッサリ。「実際には治療薬もないし、解熱薬もないという状況の中でこういう方法しか考えつかないというようなことだろうと思います」と北朝鮮の現状を推測した。

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