片岡愛之助「よかれと思ったことが、裏目に」 役柄と自身重ねる

 戸次重幸(左)と片岡愛之助
 戸次重幸(左)と片岡愛之助
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 歌舞伎役者の片岡愛之助と俳優の戸次重幸が21日、舞台「奇人たちの晩餐会」(6月25~27日、大阪・森ノ宮ピロティホール)のリモート合同取材会に出席した。

 変わった人たちを集めて仲間たちと晩餐会を催し、一番の奇人を決めるという悪趣味を持った編集者(戸次重幸)が、とんでもない変わり者(片岡愛之助)に逆に振り回される…という物語。

 大阪公演に愛之助は「地元ですから、お客さまとのキャッチボールが楽しみ」と観客の反応を期待。戸次は「昔から大阪の方のノリは、全国でもトップクラス。そこでお芝居をやるのは楽しみ」と気合が入っていた。

 自分の中での奇人と呼ばれる要素として、愛之助は「どんくさいところですね。役と同じで、よかれと思ったことが、裏目に出てしまう。いらぬおせっかいとか」と役柄と自分を重ね合わせた。戸次は「必ず忘れ物をします。家族で空港に向かうときに、“みんな、忘れ物はないな”と言った俺が、携帯電話を忘れていたことも。よくあるんです」と苦笑いだった。

 大阪での楽しみに、戸次が「日本で一番カレーが熱い。行きたいカレー屋さんがいっぱいある」と熱弁すると、愛之助から「すごいとこ見つけたので、行こ行こ」と誘われていた。

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