桂文枝「新婚さん」収録参加 愛用イス「座るのあと何回か」無観客残念がる

 落語家・桂文枝が20日、ブログを複数回更新。51年間務めた司会からの勇退が決まったABC・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」の収録に参加したことを報告した。

 文枝はスタジオ入り前に「卒業式を間近に控え、頑張ろうと思っていたのに無観客となりました。気が抜けるなぁ。もちろん番組は続く、続けて欲しい。でも51年やったことは消えないから、自信を持ってこのスタジオをさりたい」と観客を入れての収録再開を熱望。

 次の投稿では、番組初期を知るスタッフは1人もいないとしつつ「僕はいつまでも感謝の気持ちを忘れない。ありがとう。残り頑張ります。皆さんありがとう、晴れやかに胸を張ってにこやかにこのスタジオを出てゆくつもりだ」と思いをつづった。

 また、スタジオ入り後、「もうあとわずかやから皆さんに見ていただきたいけど、今日も無観客」と再度、無念の思いを告白。次の投稿では、コケるリアクションが名物となっている番組で愛用するイスの画像を添え、「この椅子に座るのもあと何回かなぁと思うと、多少感傷的になってるかなぁ」と心境を吐露。

 最後の投稿ではアシスタント・山瀬まみとのイラストが大きく描かれている番組ポスターの画像とともに「これもまもなく取り外されるのやろな。仕方がない。自分から言い出したことやから。でも、きっといいこともある」と結んだ。

 1971年1月の番組スタートから出演し、15年7月に「同一司会者によるトーク番組の最長放送」でギネス世界記録に認定された文枝は、7日夜に涙の会見。78歳を迎えたことなどを挙げ、「この辺が潮どき」と考えたことを明かした。番組は継続される。

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